資産運用

あなたの資産を増やすための5つの法則その4

まいど、ウマッスルです!

この記事ではあなたの資産を増やすための5つの法則の4つ目について話をしたいと思います。

法則1では資産の10%を貯めることの大切さについて書きました。

あなたの資産を増やすための5つの法則その1まいど、ウマッスルです! このブログでは、資産運用に関する話をメインに取り上げていきます。自分自身の頭の中で情報を整理したいという...

法則2では貯めた資産にお金を産ませる話をしました。

あなたの資産を増やすための5つの法則その2まいど、ウマッスルです! この記事ではあなたの資産を増やすための5つの法則の2つ目について話をしたいと思います。 法則1では...

法則3ではお金の運用の仕方についてどのような人の意見を聞くべきかについて話をしました。

あなたの資産を増やすための5つの法則その3まいど、ウマッスルです! この記事ではあなたの資産を増やすための5つのSTEPの3つ目について話をしたいと思います。 法則1...

非現実的な利益には罠が待っている

法則2で紹介した米国株の長期利益のグラフを改めてみてみましょう。
長期、分散、定期的な投資によって成功確率が高いと言われている手法でも1年ではプラスマイナス50%の変動があります。
つまり、資産が2倍に増える可能性と半分になる可能性を秘めているわけです。


これまで、長期のインデックス投資に勝る収益を出すことを目的とした投資信託が数多く産れては消えています。これはどういうことかと言うと、プロと言われる人達でも高い利率で勝ち続けることはほぼ不可能だということです

ここで改めて再確認ですが、世の中のほとんどの人は凡人です。凡人が常識外れのパフォーマンスを出すことは現実的ではありません。

2倍上がる可能性があるものは半分になる可能性が、10倍上がる可能性があるものは1/10倍になる可能性があります。

このような条件下で勝ち続けることは基本的に困難です。ましてや、あなたに特別な才能がなければ不可能です。

では、なぜ短期で大きな利益を上げることが難しいのでしょうか?

リターンの裏には同じだけのリスクがある。10倍上がる可能性があるものは1/10倍になる可能性がある。

人間の脳は短期投資には向いていない

そもそも、人間の脳は短期投資で勝てるようにはできていません。
大事なことなのでもう一度言います。

人間の脳は短期投資で勝てるようにできていません。

脳みそレベルで勝てないようになっているんだから、やるだけ無駄なんです。

これはプロスペクト理論という人間の本質的な心理によるものです。

簡単に言うと、「絶対に損をしたくない」という人間の本質的な心です。

コツコツドカンという言葉がこれに当たるのですが、小さい勝ちを積み重ねて、負ける時にがっつりやられて資金をなくすパターンのことです。
これは人間の本質で、「含み益はなくさないように早く利確してしまい含み損は待っていれば利益になる可能性があると思ってひたすら耐えてしまう。」ことによって小さな利益と大きな損失を被るわけです。

つまり、あなたに心がある限り、短期勝負で勝つことはまず不可能です。

FXは投機的なものに位置づけられると思いますが、長期間での投資の方が勝ちやすいと言われています。これは、短期勝負になるほどだましの動きにあってプロスペクト理論に基づいて負けてしまうためと考えられます。

例えば、ドル円で100円を切るようなところで買いを入れておけばそのうち利益はプラスになる確率が非常に高いです。ここ何十年とドル円は100円を挟んで推移しているわけですから。

ただ、1日の動きがどうなるかと言えば、価格が100円以下だとしても上に行くこともあれば下に行くこともあります。そうすると負ける可能性が顔を出してくるわけです。

人間は短期勝負で勝てるようにできていない。心が必ず邪魔をする。

勝つ人がいれば負ける人がいる

そもそも、あなたが利益を出すためにはどこからかその利益のもととなるお金が来ないといけません。つまり、他の参加者からお金を奪わない限り、あなたが勝つことはないんです。

あなたの資金が10倍増えたならば、その資金をあなたに供給してくれる人がいないと成り立たないわけです。

お金を無から生み出せるのは各国の中央銀行ぐらいです。

あなたにもたらさるお金の出どころを理解しようとするなら、本当に〇〇倍の利益が出る可能性があるのかが理解できるはずです。

勝つ人がいれば負ける人がいる。マネーゲームではトータルの資金は決まっている。

あなたを騙そうという罠

まず、高い利益が誰でも得られるという話はほとんどが偽物です。
メリットの裏側には同じだけのリスクがつきものです。
人間の本質云々の前に、基本的には甘い話はないと思っておくべきです。

また、仮に初期に利益が出たとしても、最終的にはダメになるのがこのような高利益の話の結末です。
人間が欲を出した先に罠は待っています

どんなものでも、頭と尻尾はくれてやれ精神でないと必ず大けがをします。

また、しっぽをくれてやるということは、遅く参加すればするほどリスクが高くなるということです。

これは株などでも高値で飛び乗ったらけがをする(イナゴと呼ばれるやつですね)ことと共通していると思います。

高利益は基本的に罠。世の中に甘い話や聖杯はころがっていない。

今回のまとめ

暴利に目がくらんでは必ず損失を生む。お金の流れを理解すれば、本当にそのような利益が出しうるのかがわかるはず。というか、人間は短期的な投資にそもそも向いていない生き物!