まいど、ウマッスルです！
この記事ではあなたの資産を増やすための5つの法則の5つ目について話をしたいと思います。
法則1では資産の10%を貯めることの大切さについて書きました。
法則2では貯めた資産にお金を産ませる話をしました。
法則3ではお金の運用の仕方についてどのような人の意見を聞くべきかについて話をしました。
法則4では暴利をうたう話のリスクについて話をしました。
目次
自分が知らないことに簡単に手をだしてはいけない
たまに「何かよくわからないけど儲かるって聞いたんで」というコメントをネット上で見かけるんですが、これって全くリスクも何も理解していないってことですよね？
そのような状態だと、何か起こった時にどうしていいかの想定もできていないでしょうし、仮にそれが本来いいものであったとしてもうまくいかない可能性があるのではと思います。
一番ダメなパターンは法則4で話をしたような暴利の魅力に引っかかるパターンですが、必ずしもそのパターンだけではないと思います。
なぜこんなことになるのか原因を考えてみましょう。
良くわかっていないものに手を出すのは基本的にNG
物事の全体がみえていない
まず前回も言いましたが、
お金は何もない所からは生まれてきません。
どこか出どころがないとあなたのもとにお金はやってきません。そしてそれは基本的に、他の誰かのお金です。
こう聞くと、何か悪いイメージを抱くかもしれませんが、そもそも私たちの世界では何かものやサービスを買う際にお金を払います。それが企業の利益になって、社員に給料として支給されることであなたの手元にお金が入ってきます。これが、世の中の多くの人が基本的に経験している誰かからお金をもらう流れです。
そう考えると、誰かからお金をもらうというのは決して悪いことではなく、私たちが生きる根幹です。
これが個人事業主ならば、直接自分が誰かからお金をもらうことになります。投資の場合にはその投資に応じた資金の出どころが存在します。
ここでいう「投資ならその投資に応じた資金の出どころがある。」この部分を理解していないと、その投資のリスクが理解できません。
例えば、不動産投資と世界（米国）株のインデックス投資ではそもそも性質が全く異なってきます。
不動産投資の場合には、買った物件の価値が右肩下がりに落ちていくことが基本前提にあります。なので、最終的な利益は以下のようになります。
トータル得られた賃料ー（物件購入費ー物件売却費）ー修繕費などの諸費用ー税金
途中いくら賃料が自分の手元に入っていようが、上記の式で計算した額が最終的な利益になります。
そう考えると、賃料からの利益が少ない、最後の売却費用が安い、修繕などの費用がいっぱいかかるというのが主なリスクということがざっくりまず分かると思います。
逆に言うと、最終売却費用が高かったり、修繕の費用が少なくて済むようにできれば利益は上げやすくなるということが分かると思います。
この辺りを理解せずに、「サラリーマンのみなさんにおすすめの不動産投資がありまして～」といった感じの勧誘に乗ってしまったら終わりです(笑)
確実にゴミ物件をつかまされます。
逆に、世界株のインデックス投資は長期的な成長を見越して、坦々と投資する方法です。
ではここでやってはいけないことは何でしょうか？
長期、定期的、分散の３つの根幹を破ることです。
短期目線で価格が落ちたらろうばい売り、適当なタイミングで一括投資、1つの銘柄に集中投資などなど
基本コンセプトを破ればそりゃあ失敗する可能性も増えますよね。
あなたがやろうとしていることは、なぜどのようにしてあなたの手元にお金がやって来るのか、それを理解していなければうまくいくものもうまくいきません。
逆に、そこを理解していれば、この条件だと利益がでるはずがないなとか、こうなった時にはこう対処しようといった感じで、色々事前に考えておくことができます。
どんなものでもお金の流れを理解しよう
利益率を脅かす手数料と税金
どちらかというと投資よりも副業などの際の考え方になりますが、利益額だけを追い求めていると落とし穴にはまる可能性があります。
例えば、1000万円の売り上げと100万円の売り上げどちらがいいでしょうか？
1000万のほうがいいに決まってるじゃないですか？
いえいえ
例えば、どちらも最終的な利益は30万円ならどうでしょうか？
前者は30万円の利益を出すために970万円を使っているのに対して、後者は70万円です。
明らかに、後者の方が効率よく利益を出せているのが分かりますよね？
さらに、今後資産拡大をしようと思っても、前者だと利益を出すための資金が貯まるスピードが圧倒的に遅くなります。
まず、何をやるにしても利益額よりも利益率が重要になります。
では、利益率を落とす要因は何でしょうか？
投資なら手数料と税金という２つの固定費です。（副業なら、原価や人件費もプラスされますね）これらがあなたの資産運用をどれだけ圧迫するかを考えないと思ってのと違う！となってきます。
トータルリターンが平均年利4%の投資で2%分手数料が引かれたらかなりの痛手ですよね？
配当金を目当てに投資をして目標額に達したと思ったのに、税金でごっそり持っていかれたら計画が狂いますよね？
あなたがやろうとしている投資、事業に固定費がどれくらいかかるのかを理解していないと痛い目を見る可能性が高いです。
手数料で言えば、フランチャイズで本部に支払うお金もそうです。一見、すごく利益でますと見せかけて、本部はきっちり潤うのに、自分の経営は苦しい。こんなパターンは非常に多いです。
特に飲食店経営は数字上かなりしんどい印象で、昔某焼き肉店のフランチャイズの利益率の数字見せてもらったら3%でした。飲食店の中では焼き肉屋はいいですよ～、と言われて見せられた数字だったので、速攻で断りました(笑)
暴利に騙されるのもダメですが、利益率自体は追い求めるべきです。
利益率を脅かす固定費はなるべく削減。手数料と税金は天敵。
人を見たら泥棒と思え
これは、自分自身会社で働く時でも意識してきたことです。会社だとさすがに詐欺ということはないですが、責任逃れは良くある話です。
「〇〇さんが言ったから信じる」というのはどこの世界でも基本NGです！
ましてや、お金が絡むと人は簡単に悪の道に落ちてしまう可能性があります(笑)
どの世界でも
あなた以上にあなたのお金について考えてくれる人はいません。
最終的になんであれ、自分自身に利益もリスクも飛んできます。
〇〇さんがこう言っていたので、だけで物事を判断するのは非常に危険です。
仮に、誰かの話を聞くにしても、少なくともその人は実際に実績を残している人でなければなりません。
実際に資産構築をしたことがない人でも、札束の画像をSNSに拡散することは簡単です。
こんな感じの画像なんてネット上にいくらでも落ちてますしね。
本当に資産構築できている人の考えはきちんと参考にすべきなので、頑張ってそういう人に巡り合えるようにしましょう。
あなたのお金について1番考えてくれる人はあなた。意見を聞く人は厳選する必要がある。
よくわからないまま投資や商売に手を出さない。物事の全体的なお金の流れを理解し、本当に実績のある人にアドバイスをもらうべし。
