資産運用

あなたの資産を増やすための5つの法則その2

まいど、ウマッスルです!

この記事ではあなたの資産を増やすための5つの法則の2つ目について話をしたいと思います。

法則1では資産の10%を貯めることの大切さについて書きました。

あなたの資産を増やすための5つの法則その1まいど、ウマッスルです! このブログでは、資産運用に関する話をメインに取り上げていきます。自分自身の頭の中で情報を整理したいという...

貯めたお金にお金を産ませる

2021年1月時点で銀行の普通預金の年利は最も高いもので0.2%で多くは0.1%もない状態です。つまり、あなたのお金を日本の銀行に預けていてもお金は特に増えることもせずただそこにいる状態、保管庫に置かれているだけの状態です。

しかし、もしこのお金が新たなお金を産むことができれば、あなたの資産はどんどん勝手に増えていくことになります。

例えば、毎月3万円を30年間貯め続けると、3×12×30で1080万円になります。これを普通預金に入れていた場合、30年後のリターンはほぼほぼこの数字です。

ところが、仮にこの資金を年利4%で運用し続けたとすると、以下の図になります。

1080万円に加えて運用益の1002万円が追加されて2082万円になります。
つまり、仮にSTEP1で紹介した収入の10%を貯める方法で老後資金が足りないかもと思っている人でも、資産を運用すれば老後2000万円問題クリアとなる可能性が出てきます。

そんなに簡単に運用できるなら誰でもやるよ!

そんな声が聞こえてきそうですね。

確かに、投資は100%ではありませんが、歴史上を見ても限りなく成功の可能性が高い真実は唯一1つだと言われています。

この点について順番に触れていきたいと思います。

貯めたお金に新たなお金を産みださせることを考える。それが資産増加に大事な作業。

投資と投機の違いを理解する

具体的にどのような投資が理想かを話す前に、投資とは何かについて軽く触れたいと思います。投資と似た言葉で投機というものがあります。ただ、この2つは全く異なるものです。

投資とは
何らかの付加価値を生み出す資産を購入し、長期的に保有していくこと

投機とは
資産価格の動く方向を予測し、上がるか下がるかにかけて短期的に売買を行うこと

つまり、長期的に株式・債券などで資金を運用させる場合には投資ですが、短期間での売買で利益を出そうとした場合には株でも投機寄りになりえますし、FXなどは基本的に投機の部類です。(一応長期のスイングトレードであれば投資寄りにできなくはないですが)

日本では特に株式投資は怖いものと捉えられる傾向にあります。この理由は日本の経済成長が長く低迷し、社会が成長していくイメージが持てない人が増えていることで、右肩上がりの成長というのをイメージできないからではないかと思います。


出典:Wealth Navi

しかし、長く低迷している日本株とは対照的に、世界全体では途中下落はあるものの右肩上がりの成長を見せ続けています。

なので、世界株、もしくは世界をけん引しているアメリカの株に長期的に定期的に投資していけば資産が増える可能性が高いという話になります。

上の図は米国株への投資期間に基づく収益のばらつきを示した図ですが、短期間ほどマイナスのリスクが大きく、15年以上続けていけばプラスに働く可能性が高いことが見て取れるかと思います。この場合、平均すると年利6%程度になっています。

短期勝負でお金を増やそうとするから負ける。お金は長期的に定期的な運用をさせれば勝てる可能性が大きく高まる。

投資先は分散する

オッケー、じゃあアメリカの株を買えばいいんですね!
最近、電気自動車が熱いらしいんで、全額テスラに投資します!

確かに、今テスラの株価はどんどんあがっているので、利益を得られる可能性は直近だと高いかもしれませんが、もし電気自動車の未来に影響があるような悪い話が出たらあなたの資金は一気に減少することになります。

先ほどの世界株の成長も1企業によるものではなく、全体の平均です。成長している企業もあればあまり経営が上手くいっていない企業もあります。

じゃあ、成長してる企業の株だけどんどん買っていけばいいのでは?と思うかもしれませんが、それを完ぺきに把握できるなら、誰も株で失敗していません。

それぞれの銘柄はどうなるか分からないけど、平均すると全体で成長してくれる。こう捉えることで失敗のリスクを大きく減らすことができるんです。

せっかく長期運用が大切だとわかったのに、1点集中投資をしてしまえば元の木阿弥です。

例えば1つの企業だけに投資している場合、その企業の株価が50%上昇すれば、あなたの資産は1.5倍になります。その一方で、50%下落すれば資産は半分になってしまいます。

リスクとリターンは常に隣りあわせです。

しかし、あなたが30個の銘柄に分散投資していれば、仮にその企業の株が0になったとしても資産の3%程度の下落で済みます。さらに、他の企業が成長してくれればその傷を補ってくれます。

長期で定期的に積み上げる投資の場合には投資先も分散することが鉄則です。

投資を成功させるには、長期、定期、分散!これが黄金法則。

どのような投資先を選ぶ?

長期で定期的に分散して投資する場合の選択としては、外国株のインデックスファンドという投資信託かETFに投資することをオススメします。
インデックス投資の場合には投資信託もETFも色々な企業の詰め合わせの株を所有していて、機械的に買い付けを行って運用されています。

個人で、複数の企業に分散して株を購入しようとすると、かなりの費用がかかりますが、最初から複数企業の詰め合わせで構成されている投資信託だと、100円単位で購入できますし、ETFも1口1万-3万円ぐらいの値段になっています。

とはいえ、何から始めていいか分からない人は、積立nisaから始めてみると良いと思います。

積立nisaは投資信託からしか投資先を選べないので、eMAXISSlim米国株式とeMAXISSlim全世界株式が現状2強状態です。世界の経済をけん引しているアメリカだけにかけるか、今後アメリカ以外の台頭がある可能性があると考えて全世界にかけるか、それぞれ色々考え方はありますが、このどちらかならその人の好みかなという印象です。

この比較に関しては別記事で話そうと思います。

ETFでインデックス投資をするのであれば、以下の銘柄がおススメです。

VOO(バンガード S&P500 ETF)
VT(バンガード トータルワールドストック ETF)
VIG(バンガード 米国増配株式 ETF)

まずは、インデックスファンドで積立nisa投資から始めてみる。
今回のまとめ

あなたの貯めたお金を、長期的に定期的に外国株式に分散投資することで資産拡大が狙える