まいど、ウマッスルです！
ダウ全体ではそこまで大きく下げてるわけではないですが、5/18の米国市場でAT&Tが7%近くの下げを見せています。
米国株など投資について話せるLINEグループを作ったのでぜひのぞいてみてください！
オープンチャット「ウマッスルの米国株＆FIRE研究所」
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AT&Tはどんな会社？
AT&Tはアメリカの電気通信事業会社。子会社を通じて携帯電話やメディア配信を行うのがおもな事業形態。
ここ10年の株価推移を見ても成長銘柄あとは程遠い値動きで、ザ高配当株と言った値動き。とはいえ今のところは下降トレンド続きというような推移ではないのでレンジの下限で買えばいいともとれるようなチャートです。
配当利回りも6%台とかなり高い数値になっています。
昨年は売り上げが-5%、経常利益もマイナスとなりましたが、2021年度は黒字転換が期待されていました。
では、AT&Tに何も問題はなかったのでしょうか？
利益回復が期待できるならなぜ株価の下落は起きた？
AT&T株価下落の考え得る要因
値下がりの原因として考えられる一つ目の要因は、株式のスピンオフの影響です。
スピンオフとは、親会社から子会社を切り離すことで、親会社の株を分配する行為です。つまり、これまで親会社の株を持っていただけのはずが、突然親会社と子会社の株を特定の比率で持つことになるのです。
この際に、新しく分配された株は一般口座に組み入れられます。そうなると、確定申告が必要になったりと面倒なことが起こるので、一旦売却してしまおうという動きが一部で出ます。
2つ目に考えられるのは減配リスクの懸念です。近年、AT&Tの配当性向は70-80%程度を推移しておりかなり高いものとなっています。利益が減ればおのずと配当性向は上がってしまうので、今回の売りはスプインオフに減配懸念が重なって一旦売ってしまおうという動きが出たのではと考えられます。
成長期待株ではなく、高配当狙いの銘柄であることからも機関投資家よりも一般投資家に人気の銘柄。そのあたりの背景も相まって、売りが出やすい状況になったのではと想像できます。
では、今が買いかと言われれば、この後実際に減配が確定すればさらに下落することが見込まれるので、今はやめといた方がいいんじゃない？というのが自分の印象です。
同時にベライゾンコミュニケーションもやや下げてたので、自分はこちらをちょっとだけ追加購入しました。
まだ減配によるさらなる値下がりの可能性を秘めており、今買うのはあまり望ましくなさそうと判断。
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